テクニカル分析を用いて、2019年の日経平均株価(JPN225)はどうなる可能性がるのかを予測していきます。ここでは、現役のトレーダーが実際のチャートをもとに環境認識及びシナリオをトレンドライン、チャートパターンで解説していきます。
※毎月1回ずつ更新することで、日経平均株価(JPN225)の環境認識及びシナリオを精査し、より、確率的に可能性のあるチャート分析を提供することを目的としています。
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【2019年1月版】日経平均株価(JPN225)環境認識及びシナリオを徹底解説!!
本ブログでは、マルチタイムフレーム分析(異なる時間軸のチャートで分析すること)を行うことで現在の相場状況やトレンドを把握していきます。
基本的に環境認識及びシナリオにおいては月足、週足、日足、4H足の4種類で行っていきます。
月足の環境認識及びシナリオ
現在の環境認識としては、月足は高値を切り上げの上昇トレンド継続中です。しかし、下図のように、直近月足で見られる黒ラインのN波動を達成しているため、調整又は下落転換する可能性があります。
シナリオ①上図のように現在は、切り上げライン上に位置しており、かつ前回の波動の50%付近であるためここからの上昇の可能性は十分にあります。もしここからのN波動ならば、28900円付近が目標値となります。
シナリオ②現在の切り上げラインを割るようなことがあれば、調整もしくは次の切り上げラインまでを狙っていきたいところです。
週足の環境認識及びシナリオ
現在の環境認識としては、週足は下げ転換をしました。しかし、直近N波動も達成したところなので調整の局面になる可能性が出てきています。
シナリオ①週足は下げ転換したため、50%戻しからの下落を予想し、そこからのN波動で16500円程度までの下落を目標値とします。
シナリオ②青ラインの切り下げラインを割り上げの形を作れば、月足のシナリオにのせて上昇を狙っていきたいところ。
日足の環境認識及びシナリオ
日足はハーモニックパターンのバタフライを形成しているため、ここから売っていくのは難易度が高い状況です。
売るのであれば、38.2%戻しの20500円付近、50%戻しの21000円付近、61.8%戻しの21400円付近を売りのターゲットとみて売っていきたいところです。
シナリオ①売るのであれば、38.2%戻しの20500円付近、50%戻しの21000円付近、61.8%戻しの21400円付近を売りのターゲットとみて売っていき、週足のシナリオの下落に乗せる。もしくは、ダブルボトム狙いで安値を切り上げたら逃げる戦略をもつ。どちらにしても、ここから売っていくのは慎重にならなくてはいけません。
4h足の環境認識及びシナリオ
4H足は現状4波な可能性があり、難易度が高くなっています。切り下げラインがいくつか出来ているので引き付けてからの反応を見ることが大切です。
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まとめ
今年は、月足は上昇トレンド継続中です。しかし、週足がトレンド転換し下落になっているので、難しい局面に入っています。ですので、シナリオをしっかり持っていくことが大切になります。
※このブログは、金銭教育・資産運用・投資一般に関する情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品・投資の勧誘を目的としたものではありません。なお、今後の見通し等については作成日時点のものであり、将来の経済環境などの変動等を保証するものではなく、将来予告なしに変更されることがあります。金融商品の購入などの最終的な投資の意思決定は、お客さまご自身で判断いただきますようお願いします。