2018年11月28日水曜日のボンド円の日足のローソク足を5分足に落とし込み、一日の相場の流れをトレンドライン・チャートパターンを用いて解説していきます。
11月28日のポンド円は、東京時間で昨日から続いていた三角保ち合い(P波動)を上抜け、その後、ロンドン時間で三角保ち合いの切り上げラインまで調整し、そこから本格的な上昇を見せ、一旦、E波動で終点となります。
今日は、一日、上昇の流れであったのでNY時間でも一度安値を試しに行き、N波動を達成してからは調整となりました。
詳しい流れを、図の解説をもとに行っていきます。
また、日々のチャートを東京時間・ロンドン時間・NY時間と一日の流れを3つに分け、各時間のボラティリティを確認し、どこで、同じ値幅(N波動・E計算値等)が出るかを考察していきます。
外部環境としては、 28日のニューヨーク外国為替市場で、英国のEU離脱を巡る先行き不透明感がくるぶるなか、上値の重さが目立っていたものの、パウエルFRB議長の講演を受けたドル売りが継続。
パウエルFRB議長の発言を受けて、市場では来年の利上げが2回にとどまるとの見方も出ている。なお、イングランド銀行(BOE)はこの日、金融安定報告書で「資本増強が必要な銀行はない」との見解を示したほか、EU離脱については「無秩序なEU離脱はGDPを8%押し下げ、ポンドを25%下落させる」と予想した。
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11/28の指標発表の予定は!?
経済指標については22:30からある国内総生産 (前期比) (Q3)に注意が必要です。
相場の急変動に注意してください。
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11/28のポンド円のボラティリティは!?
東京時間(2:00~10:00) | 42pips |
ロンドン時間(10:00~16:00) | 73pips |
ニューヨーク時間(16:00~24:00) | 60pips |
1日(00:00~24:00) | 98pips![]() |
※各時間は各市場の寄り付き時間とし、終了時間に関しては簡略化のため各市場の大引け時間とは異なります。
タイムゾーンはGMT+2とします。
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11/28のポンド円日足小陽線のでき方とは!?
東京時間は、序盤、三角保ち合い(P波動)の中での動きでしが、中盤でP波動を上抜けし、上げのペースに、ロンドン時間前に短期足が売り転換し、三角保ち合い(P波動)の切り上げラインまで戻ってきたところで切り返し、本格的な上昇につながりました。その後、ロンドン時間の高値がE波動となり、短期足で転換し、調整となります。NY時間では、引き続き調整の流れで安値を試したところで、短期足が上げ転換し、N波動を達成し、調整となりました。
今回の小陽線には、P波動後のE波動とN波動が描かれていました。
相場のペースはどうだった!?
E波動とN波動はどのように出た!?
水色ラインがE波動になります。
その後、ライムグリーンラインでN波動が達成しています。
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まとめ
東京時間のP波動を意識できていれば、P波動上抜けで日足の陽線を意識して買い線固定していれば、やりやすい相場環境だったのではないでしょうか?
本日もご覧いただきありがとうございました。